自然由来重金属含有土壌対策(DME®)
DOWAエコシステムは、自然由来重金属含有土壌の浄化に適した
乾式磁力選別処理工法(Dry Magnetic Extraction Method、以下、DME工法)を
開発、実用化しています。
汚染土壌の処理業に関するガイドライン改訂版(改定第2.1版/平成28年6月)において
【浄化-抽出-磁力選別】に分類される浄化技術です。
DME工法とは、低濃度の重金属含有土壌から磁力により重金属を抽出し浄化する技術であり、重金属を抽出した後の土壌は環境基準を満たす浄化土として再利用が可能となります。また、この工法は水を使用しないため排水処理設備が不要で、システムの操作が容易であると同時に従来の土壌洗浄法などと比較し処理コストの大幅な削減に成功しました。
こういった技術を評価していただき、日本汚染土壌処理業協会の推奨工法として選定されました。
2016年12月2日、DOWAエコシステムの独自技術である「乾式磁力選別工法」(DME工法)が新技術情報提供システム(NETIS)へ登録されました。
登録情報
NETIS番号: | KT-160113-A |
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新技術名称: | 乾式磁力選別工法 |
登録日: | 2016年12月2日 |
新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)とは、国土交通省が整備した国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステムです。
本システムの目的は、新技術の活用のため新技術に関わる情報の共有及び提供とされています。
乾式磁力選別処理工法
乾式磁力選別工法の原理
鉄粉には砒素や鉛などの重金属類を吸着させる特徴があります。
自然由来重金属含有土壌に特殊鉄粉を混合し、重金属を吸着させた後で磁力を用いて特殊鉄粉を回収すると、土壌から重金属を除去することができます。